人生詰んでるけど生きてます

東大卒で統合失調症という残念な著者が、種々雑多な物事を取り上げ、独自の観点から話題にするブログです。

根強い障害者差別

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悲しい話だが…

日本にはまだまだ差別が多いと思う。人種差別、民族差別、国籍差別はややこしい問題だし、このブログの趣旨とはズレるので敢えて言及しない。
しかし、同じ日本国民の間にも差別が今も堂々と横行している悲しい事実を否定する人は少ないだろう。すなわちLGBT差別、男女差別、地域差別、障害者差別、(逆)学歴差別、年齢差別、職業差別、所得間差別などである。
差別を撤廃するようなうわべだけの法律は沢山出来てきたものの、まだまだ日本人の根底に流れる差別意識は、江戸時代の士農工商等々の時分から大して変わっていないように思えてならない。そしてこの先も永久に変わらないのではないかとさえ思える。
僕は上に並べた8つのうち前2つを除く6つの差別に遭遇してきたが、今回の記事では(精神)障害者差別にスポットを当てて考えてみたいと思う。

そもそも差別とは何か

僕は差別と言うものは、
「本人が望んで生まれ持ってきたものでなく、或いは望んで後天的になったものでもないのに、その事の為に不当に低い待遇を受けたり、誹謗中傷に遭ったり、低い社会的地位に就かざるを得なくなる状況」
と言うように考えている。だから、上記のモノには全てそれが当てはまると思う。一方で、タトゥーのようなものは殆どの場合、自らが望んで入れるものであるから、それに対する偏った考え方は差別には当たらないと考える。

まだまだ健在の障害者差別

ここではじめて障害者差別について本格的に語ろうと思う。最近では差別が減ってきたなどとお花畑的な考え方をしている普通の人(いわゆる『健常者』)もいるようだが、そう言う人は一度某巨大匿名掲示板の人気のある板でも見てみるがいい。
そこでは知的障害者に始まる障害者や、それに準ずる振る舞いをする者が『ガイジ』『池沼(知障を表すネットスラング)』などと言った言葉で笑い者にされているから。それも10代の子供や20代の若者がやっているのだから先が思いやられる。

また、少し前に関東の某市でナチス的な思想に感化された者が、知的障害者の方々を大量虐殺すると言う凄惨な大事件が起こった。そしてこの匿名掲示板だけでなくヤフーニュースなどでも、この極悪人の思想に共鳴する人が大量発生していた。

さらに、最近では公共の官公庁や地方自治体などにおいて、障害者の雇用人数を水増しして記録を捏造していた事も記憶に新しいところだ。つまり国ぐるみで自らのでっち上げたそれまでの法律を無視し、障害者差別を平気で行っていたのだ。
そんな国の立法機関がまた性懲りもなく、『障害者差別解消法』などと言う上っ面だけの法律を作っているのだから、これはもう失笑するより他にない。

障害者の中でも立場の特に弱い精神障害者

精神障害者の持つ障害は、発達障害人格障害(パーソナリティ障害)を除いて後天的な障害だ。だが後天的な障害のせいか軽く見られる傾向があり、実際ごくごく最近まで精神障害者の雇用は義務化されていなかった。
しかも、今では精神障害者も雇用が義務化されたとは言え、必ずしも精神障害者そのものを雇用しなければならないと言う訳ではない。つまり代わりに身体障害者知的障害者を雇用する事で、精神障害者の雇用は免れられるのだ。すなわち結局、その義務化も形だけのものに過ぎない。
現に僕が障害者求人サイトで調べてみても、精神障害者を雇った実績のある企業は全体の30分の1ぐらいに過ぎなかった。つまりまだまだ精神障害者が障害者枠で仕事に就くのは至難の業である。

今でも「精神障害者は何をしでかすか分からない」と言う偏見が世間には根強いのだと思う。更に言えば精神障害者の中でも、僕の属する統合失調症の人たちは尚更そのような偏見に晒されやすい。
確かに重度の患者や陽性症状の多い患者にはその可能性がある事は否定できないが、陰性症状の多い患者(僕もそうなのだが)には殆どそれは当てはまらないと思う。
それを社会や多くの企業や一般の人々が認識してくれればいいのだが、まだまだ現実には統合失調症患者ひいては精神障害者が、『障害者の中でも一番危険な人たち』として扱われている事を否定する人は少ないと思われる。

僕のような統合失調症患者が一般企業で差別を受けずに働ける日は、ずっとずっと遠そうだ。僕は自殺でもしない限り、あと最低30年ぐらいは生きざるを得ないと思うが、少なくとも僕が生きている内には、そんな日はやって来そうにないと思う。

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