人生詰んでるけど生きてます

東大卒で統合失調症という残念な著者が、種々雑多な物事を取り上げ、独自の観点から話題にするブログです。

東大信仰と言う幻想

マスコミの東大関連放送が酷すぎる

お久しぶりです。今日はマスコミを中心とし一般にも広く行き渡っている東大信仰に物申したいと思います。
最近、テレビで異様なほど東大関連の番組を見る事が多いです。それも、現役合格の理三生のように東大の中でも異端なぐらい知能の優れた学生を出して、あたかもそれが東大標準のように放送しています。僕のような底辺東大卒が風評被害を受けている事など知らずに。
全くもっておかしな事だと思わざるを得ない自分がいます。

東大卒と言えど…

前にも言いましたが、東大卒と言っても新卒で就職の機会を逃したらむしろかえってヤバい事になります。僕は高校時代にメンタルを病み始めていたので、東大在学中にも当然それは続いていました。僕はメンタル・ズタボロで就職活動もロクに出来ずに東大を卒業しました。

そして卒業後、何とか立て直してきた頃に東大安田講堂裏にあった、大学の就職支援センターのようなところに行きました。はじめのうちはフレンドリーだった担当者の人も、一旦僕が既卒である事を伝えると、途端に冷たい態度に変貌し、「紹介できる求人は有りません」と言い僕を追い出しにかかってきました。

もちろんだからと言ってそれだけで東大を恨んでいる訳ではないし、温情で卒業させてくれた教授陣の方々にはむしろ感謝しているのですが、この事は今でも記憶に残っているほど印象付けられたエピソードです。

僕含むウチの家族みんなが、「東大卒なら既卒であっても正規雇用で大企業に就くことなどたやすい」と、前時代的(バブル期など)な考え方をしていた事も大きな問題だったので、このエピソードだけで一概に東大を責めるわけにはいきません。
むしろそんな誤った考え方がいかに脆いものかという事を思い知らされた面では貴重な体験だったと言えます。

一旦社会のレールを踏み外したら…

東大卒(医学部医学科に入って医師国家試験に合格した人を除く)とは言え、既卒になれば人生はハードモードに変貌します。むしろ東大卒という事で逆差別を喰らい、面接はおろか書類選考ですら落ちる事も非常に多いです。
現に僕は今でこそ「まだ若い、まだまだ間に合う」と言われている25歳ぐらいのころから、既に就職活動において書類選考に落ちまくってきました。何度履歴書の学歴欄を「高卒」と詐称したかったか分かりません。

若い頃に受けに行った、某パン工場のライン作業のアルバイトでは、現場見学まで行ったにも関わらず、後で電話で「あなたのような経歴の人は雇えません」と言われて断られました。東大既卒(笑)なんてこんなものです。

東大卒のデメリット

まず、もし就職できても職場では必ずすぐに学歴が辺り一面の人たちに知れ渡ります。もちろん僕自身はそんな事一言も口に出しませんし、出したくもありません。初めに上の人に口止めしても、必ず知れ渡っていました。
あたかも珍獣を見つけて喜んで皆に見せびらかすように、僕の事を東大卒だと言いふらす輩が必ずいるのです。それも上の方の立場の人だから始末に負えません。僕の方は相手の学歴を全く知る事ができないのに、不幸で不平等な話です。

その後は当然、あたり中から羨望か僻みの目で見られるようになります。さらに、そこで僕のように「仕事ができない、仕事についていけない」と言った失態を見せると
『あいつ東大卒なのに使えねーな、やっぱり東大卒でも無能は無能だな、勉強しかやらなかったんだな』
と思われ、皆の非常に厳しい視線に晒される事となります。
東大を信仰していたり、東大にコンプレックスを持っていたりする人には理解するのが難しい話かもしれませんが、これが東大既卒の真実です。

また、万が一事件、事故の加害者になったり、被害者になったりする事があると、その名前だけではなく東大卒と言う学歴までも日本中に晒される事となります。
無名の大学や高校卒ならば「大学卒の○○」「高卒の○○」と扱われるだけなのに、東大を初めとする名の知れた大学出身(学生を含む)ならば、その大学名も白日の下に晒されます。

それから、ゴシップ好きで有名大学叩きが大好きなマスコミは、特番を組んだりスポーツ新聞などに載せたりして「何故こうなったのか」「何故こんな事をされたのか」などと火に油を注ぎます。
そこでは情け容赦なく当人の学歴や職歴、生活環境などが全て晒され、今後の生活を非常に困難にされます。これを学歴逆差別と言わずして何と呼べば良いのでしょう。

僕は東大への最近の不気味なまでのマスコミのプッシュも、そう言う逆差別の表れだと捉えています。僕には東大生(あるいは東大卒)が知的能力を競うクイズ番組も、珍獣ショーのように見えて仕方がありません。

東大非医学部に行くなら地方医学部に行け

これが僕の行き着いた究極の結論でした。特に大学でやりたい事が決まっていないかつての僕のような方なら尚更です。テレビなどに洗脳されて「日本一の大学だから」などと安易な理由で選ばない方がいいです。
現に僕の行っていた東大理二は今でもニートを量産している事でも有名なようです(はてなキーワードの「東京大学理科二類」にもそう書いてあります)。

更に実際、僕と理二で同じクラスだった40人足らずの内、少なくとも2、3人は地方国公立医学部に入り直し医師になっている事が分かっています。40人のうち2、3人は結構な割合だと思います。
おそらく彼らも社会に入って、「東大卒が一番なのではなく、医師免許こそが一番だ」という現実を思い知らされたのだと思います。現に医師で食いっぱぐれている人を僕は今まで見た事がありません。

少々長くなりましたが、テレビや一般社会の東大信奉にくれぐれも騙されないでほしいという事を、僕は言いたいだけです。東大卒でも既卒、あるいは新卒でもブラック企業などに入ってしまったり、メンタルを病んだりしてレールから外れてしまった人には、ロクな人生は待っていません。今から東大理三以外を受けようとする方には、この事も充分知っておくに足る知識だと思っています。

このブログのタイトルについて

このブログは「東大OB」を冠していますが、それはマスコミや一般社会に対する一種のアンチテーゼのつもりです。
東大卒でもこんな奴は結構いるんだという事をもっと世に広めようとして、名付けました。
このブログが学歴(を悪い意味で偏重している)社会に一石を投じられたらと、僅かながら思っています。

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