統合失調症の東大OBが往く

色々と残念な著者が、種々雑多な物事を取り上げ話題にするブログです。

東京大学理科二類の難易度、雑感

かれこれ18年ほど前のことになりますが…

前のブログ記事をご覧になればお分かりになったと思いますが、僕は東大理二に入る為に一浪(自宅浪人、模試だけ受験)していました。
また、理二に合格したのも相当昔の事です。なので、若い方々の参考になるか分かりませんが、ここに理二の難易度を星で表してみます。

東京大学理解二類の難易度

★★★★★★★★☆☆ (難関上級)
必要学習時間(授業除外)=1500〜3000時間

ご覧の通り、賛否両論ありそうな評価となりました。しかしそもそも東大と言えども高校の勉強範囲を上回るモノは出題できないんですよね。なので、この辺りの評価が僕的には妥当かなと思います。
これはかつてあった後期試験の難易度なのですが、おそらく今の前期試験も同じくらいの難易度を維持していると思われます。(なんかさっきと言ってる事が違う気がしますが(^_^;))

理二に入る為には…

何でもいいので、得意科目を一つ以上作る事だと思います。僕は化学が得意で、当時あった東大オープン模試で偏差値78ぐらいを出して冊子に載った事がありました。総合的な判定もA判定を頂いていました。
得意科目を作る事によって、苦手科目のカバーをする事が出来るのですね。(ただしこれはあくまで大学入試に限った話で、資格試験等には通用しないメソッドだと思います)

化学を得意にできたきっかけ

まず教科書を二周ほど読み、その後に下記の問題集を三周ぐらい解きました。それだけしかやっていませんが、この「化学標準問題精講」は僕の時代からとても良くできたテキストだと有名でした。そしたら上記の点数が取たわけなんです。

化学[化学基礎・化学] 標準問題精講 五訂版
化学[化学基礎・化学] 標準問題精講 五訂版

もっとも今は脳も老化と病衰をしていると思うので、今の僕が同じ事をやろうとしたら、当時の5倍くらいの勉強量が必要だとは思います。

理二後期試験はどうだったのか

倍率は5倍くらいに跳ね上がっていましたが、そのうちの1/5ぐらいは受験を棄権していました。
なので、これはひょっとしたらひょっとするかも、と淡い期待を抱きながら受験しました。
英語と化学と生物だけの試験でしたから、確かにこりゃあ後に廃止されても仕方がないわな、とは思いますが(笑)。

合格発表

それで何とか合格できました。正直アレが僕の人生のピークだったんじゃねーかなとか思いますね(笑)
今は亡き祖母に公衆電話で話したら(当時はスマホなどありませんでしたから)、泣いて喜んでくれたのが今でも鮮明に記憶に残っています。

高校の時の合格発表では、受験生365人中たかだか5人位しか落ちない程度のものでした。
ひねくれ者の僕はかつて「何でみんながこんな受かって当たり前の試験で喜ぶのかがわからない」と首をひねったものです。

しかし流石に理二後期組とは言えども東大合格は正のインパクトが強かったですね。今と比べ病状もさほど進行していなかっただろうし、若さもあった。若いって事はそれだけで替えるもののない、しばしの素晴らしい時期なんだと思います。

追記:三角関数の加法定理を証明せよ

実は僕は、半ば伝説化しているこの数学の問題にぶち当たった年でありました。今なら鼻歌交じりでも証明できるのですが、当時はまだまだ「本質的に解く」という事が如何なるものかわかっていなかったのだと見えます。